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お客様インタビュー vol.001

カメラに映る安藤優介と女性

お父様が亡くなり、遺産をおひとりで相続された横浜市の藤野美和子(とうの みわこ|仮名)さま

今回ご紹介させていただく藤野美和子さま(仮名)は横浜市在住の主婦さん 50代)でいらっしゃいます。

藤野さまからご許可をいただいた上で、お父様が亡くなられてから相続手続きが完了されるまでの過程をインタビュー形式で詳しくご紹介させていただきます。

藤野さまは相続が完了されましたが、現在は生命保険金の請求をご自身で手続きされておられる最中です。


※インタビューは公正を期すため、専門の会社に行って頂きました。

相続の概要

父の残してくれた預金通帳を私が全部相続することに。

まずお伺いします。藤野さんは、どういった相続をされたのです

私の父が昨年(2014年)の8月23日に85歳で亡くなりました。
母は存命なのですが離婚しておりまして、父の面倒は全て私が見ていたんです。私は1人娘だったものですから、私が全部を相続する事になったんですよ。
財産としては銀行の預金通帳が3冊ありました。
相続税がかかるような金額ではなくて、ほんと小額でしたけどね。
その通帳の解約手続きを安藤先生にお願いしました。
父は高齢者住宅に住んでおりましたので、不動産などは無かったです

最初の相談先

市役所に行きました。でも詳しく教えてもらえなくて・・・」

相続の手続きは何から始められましたか?

父が入院していた時に、入院費用を父のゆうちょ銀行の口座から引き出そうとしましたら、委任状が無いと出来ないということが分かりました。
父は脳梗塞で委任状は書けない状態でしたので、成年後見の申し立てをしようと書類を集めていましたら、その手続き中に父が亡くなってしまったんです。

父が入院していた時に、入院費用を父のゆうちょ銀行の口座から引き出そうとしましたら、委任状が無いと出来ないということが分かりました。
父は脳梗塞で委任状は書けない状態でしたので、成年後見の申し立てをしようと書類を集めていましたら、その手続き中に父が亡くなってしまったんです。

父が亡くなって葬儀など一通りのことが済みまして、父の通帳をどうしたらいいか、どうやって相続したらいいか、市役所へ相談に行ったんですよね。そうしましたら、すごく対応が冷たいんですよ。
全部教えてくれるもんだと思ったんですけれども、「そういう事はプロに頼むしかないですよ」みたいに言われちやったんですよね。

当時の事を思い出しながらお話し下さる藤野さま。
インタビューは当事務所にて行いました。

相続手続きを専門家に頼もうと思ったわけ

「父の戸籍を生まれた時点まで辿るなんて素人には無理…」

ご自分で手続きしようとはお考えになりませんでしたか?

市役所では「父の生まれた時からの戸籍を全部揃えなくてはいけない」と言われまして、85歳で亡くなった父の戸籍をどうやって生まれた時点まで辿るんだと。
素人には絶対に無理だなと思いましたね。
まだ父が入院していた時の話ですけど、ゆうちょ銀行では「とにかく委任状がなければダメだ」と言われましてね。
それじや父が亡くなって私が相続した後でないとお金は降ろせないんですか?と聞きましたら、ゆうちよの行員さんは「相続の時も大変ですよ、戸籍謄本の事とかもありますからね」みたいなことをサラっと言われたんですよ。なので相続は面倒臭いんだなと薄々承知はしていました。

安藤先生を知ったきっかけ

「司法書士の方から、預金相続は行政書士の安藤先生に相談しなさいと。」

安藤先生の存在はどうやって知られましたか?

市役所の方から教えていただいた司法書士さんに電話しましたら繋がらなかったので、司法書士会に「私の近所の司法書士さんをご紹介ください」と電話をしまして、改めてご近所の司法書士さんをご紹介いただいたんです。
さっそくご紹介の司法書士さんに電話しましたら、「ウチは相続とは言っても不動産の名義変更や登記が専門で、預金とか金銭的な事はやってないんです」とのことでした。
そこで初めて行政書士さんというお仕事の方がいるのを知りまして、その司法書士さんからご紹介をいただいたのが安藤先生というワケです。

こちらの先生は私の事務所があるマンションで同じフロアの司法書士事務所さんです。同じフロア同士という関係ですので懇意にさせていただいております。

「安藤先生への電話を決意したわけ」

「躊躇しましたが、電話しないと自分で手続きをしなくてはならなくなる…」

安藤先生を知ってすぐに電話されましたか?
躊躇しませんでしたか?

こちらの先生は私の事務所があるマンションで同じフロアの司法書士事務所さんです。同じフロア同士という関係ですので懇意にさせていただいております。私の財産的なところを全てお話ししないといけない、通帳もお渡ししないといけない、なのでちよっと躊躇しましたね。
でもそこでと躊躇ってたら何も進まないし、自分でやらなければいけなくなりますからね。
ここはお願いするしかない、信用するしかないと。近所の方だし、これも何かのご縁だとブツブツ言いながら安藤先生にお電話しましたね(笑)
相談させていただいた時も「そうですよねっ!信頼関係ですよねっ!」 とかグチャグチャ言いながら通帳を出した覚えがあります(笑)

こういった先生業の方とお話をするのは初めてでしたか?

司法書士さんとお話ししたのも初めてでしたし、行政書士さんとお話ししたのも初めてでした。
なので全てが初めてです。

相談時の再現写真
当事務所はマンションの1室をお借りし、中はこのようになっております。

安藤先生の最初の印象

「優しくて丁寧だったので安心しました」

電話口での安藤先生の印象はいかがでしたか?

話がしやすそうだなと思いましたね。
電話の対応が優しくて丁寧でしたからね。

実際に相談で会われてみて、実物の安藤先生の印象は?

もうほんとお電話の通りだなと思いました。
いかつい感じの強面が出てきたらどうしようかなと思ってましたからね。あぁ良かったなと。
これならお願いできるなと安心しましたね。

依頼の決め手

「人当たりもいいし、お任せしても大丈夫かなと。」

実際に相談で安藤先生にご依頼された決め手は?

とにかくやらなければいけないと思っていましたし、後は誰にお願いするかという問題だったんですけれども、良さそうな方だったので相談に伺ってもうその場でお願いすることにしました。
まあ私は電話での対応でどういう人かある程度見抜けると思っていますので、安藤先生からは変な感じを受けなかったので安心していましたけれどもね。
人当たりもいいし、お任せしても大丈夫かなと。まあ、よほどひどい人なら考えたかもしれませんね(笑)

最初にしたこと

「戸籍収集です。」

安藤先生、まず何から始めるのですか?

お父様の戸籍収集ですね。行政書士は職務上請求権がありますので、比較的簡単に入手できますが、一般の方では中々大変かもしれませんね。
藤野さまのお父様はお生まれが九州だったので、そこまで辿っていかなくてはいけませんから。

私の友達は自分でやろうとして間違った書類を請求してしまって、やり直しやナンヤカンヤですごい時間かかったとか言っていました。この話を聞いてたので私にはとても無理だなと。

何で戸籍を集めないとイケナイのですか?

名義変更などの相続手続きをするには、被相続人が亡くなった事を証明しなければなりません。そして相続人、今回の場合は藤野さまのことですが、藤野さまが間違い無く被相続人の子であり、他に該当する相続人がいないことを立証するには、亡くなられたお父様の出生から死亡までの戸籍が全て必要なんです。
1枚でその人の出生から死亡までが分かる書類って日本には無いんですよ。結婚すれば除籍して新しい戸籍になったりするじゃないですか。そうなれば元の戸籍から外れますし、結婚せずにずっとそのままでいたとしても途中でコンピューター化されていますので、そこから新しい戸籍になったりしています。だから戸籍膳本が一生で1枚という人は多くないんじゃないかな。なので相続に関しては戸籍を集めるという作業がどうしても必要になってきます。

何を持って相続完了か

「銀行口座を解約し、残金を移したら完了です。」

戸籍が集まったら次はどうするのですか?

集めたお父様の戸籍と、親子関係を証明できる藤野さまの戸籍、それと藤野さまからいただいた委任状と通帳を持って銀行に行きます。
「亡くなりましたので、預金はいくらあるんですか?」と、残高証明を出していただきます。
今回は藤野さまが全て相続されるということでしたので、私の方で口座の解約手続きをしまして、残っているお金を藤野さまの口座に移すということですね。
今回は藤野さまお1人だったのでアレですけれども、相続人が複数いる場合は、前段階として遺産分割協議をする必要があります。
それを遺産分割協議書という書面にまとめて全員の署名実印をいただきます。それを持って銀行に行くわけです。

相続人が1人なら遺産分割協議書は必要ないのですか?

協議する相手がいないですからね(笑)ですので藤野さまの場合は銀行で用意してある解約届出書を書いて出せば良いだけでした。
そして藤野さまの口座に残金を移していただいて、後はお預かりしている資料をお返しして完了ということになります。割と簡単なケー スでしたね。

目的は父の口座から残金を私の通帳に移すことでしたからね。

藤野さんがしたこと

「印鑑証明の持参と、委任状へのサインだけです。」

藤野さんは何もしなくて良かったのですか?

印鑑登録証明書を2通取ってきて、委任状にサインしただけですね。

要した期間、事務所に足を運んだ回数

「完了まで約3ヶ月。4回ほど来ましたけど近所なので来やすかったです。」

完了までどれくらい時間かかりましたか?
事務所には何回足を運ばれました?

父が亡くなったのが8月23日でしよ。それで安藤先生のとこに相談に来たのが9月13日、土曜日の午後4時半ですね (手帳を見ながら)。完了して全ての書類をお返しいただいたのが12月21日になってますね。なので正味3ケ月くらいでしようか。コチラには1、2、3、、、4回ですね。ご近所なので来やすくて良かったですよ。

藤野さまの件は、ちよっとノンビリやらせていただきましたね。

実際問題そんなに急いでいたというワケではなかったんですよね。
いつかは私の手元に来れば良いということでしたから。年内に何とかなればいいなという感じでしたかね。

こういった手続きにタイムリミットは無いのですか?

印鑑証明や委任状は取ってから3ヶ月以内が期限という縛りはあったりします。気をつけたのはその点だけですかね。相続税が発生するような案件でもなかったですからね。

費用について

「明朗会計だったので安心でしたね。」

費用 (安藤先生への報酬) に関してはいかがでしたか?

費用に関しては初回相談の時に説明を受けました。
一覧表を見せていただきまして、何にいくらぐらいかかるというのを教えていただきましたので、明朗会計というか分かり易くて安心しましたね。
3ヶ月もかかってやっていただきましたし、完了後には気持ち良くお支払いさせていただきました。( → 当事務所の相続料金一覧表はこちらでご覧いただけます。

相続が終わっての心境

「とりあえず落ち着きましたね。」

相続の手続きが無事に終わった今のご心境はいかがですか?

父が亡くなってからの仕事が1つずつ片付いていたので、その1つがまた片付いたなという感じでしたね。
まだこれから先に生命保険の手続きがあるんですよね。全部が終わったわけではないですけれども、私の財布から出していた分は戻ってきた形になりましたし、 そういう意味ではとりあえず落ち着いたなという感じはありますね。 後は父の切手コレクションをどう扱えばいいのか悩んでるトコです(笑)

生命保険の手続きは安藤先生に頼まれなかったのですか?

できないわけではないようでしたが、用意された書類に記入して出せば良いだけみたいでしたので、安藤先生にお願いするまでも無いかなと思って自分でやろうと思ってます。
安藤先生には分からないことがあったら教えていただく約束をしています。でも最終的に面倒臭くなってお願いしちやうかもしれませんけどね(笑)

コレクションの切手は財産になるのですか?

厳密に言えばそうでしようが、お1人での相続ですから争いになることはありませんし、何千万円という価値でもつかない限り相続税の対象にもなりませんしね。持っている分には問題ないですよ。
今インターネットで調べてみましたけど、有名な「見返り美人」は 5枚1シートの未使用品で6万8千円みたいですね。なので数千万円なんてとてもとても。でも鑑定士さんに一度見ていただいた方が良いかもしれませんね。後はテレビのなんでも鑑定団ですかね(笑)

安藤先生の評価

「丁寧にやっていただいて、お願いして本当によかったなと思っていますね。」

コレクションの切手は財産になるのですか?

私が結構細かいのでいい加減にやられると困るんですけど、本当に丁寧にやっていただいて、お願いして本当に良かったなと思ってますね。
最後に領収証いただいたんですけど、間違いがないかどうか私に確認しながら全て赤ペンでチェックを入れられるんですよ。
それで間違い無いと確認したら本番の領収証を作って下さって、確認用の領収証はシュレッダーにかけてらっしやいました。
そこまでやると言うか、ここまで細かい仕事をするんだなと感心と言うかビックリしましたよね。
私以上に細かいなと。安藤先生にお任せして本当に良かったな、間違いなかったなと思った場面ですね。

ありがとうございます。でもあれは私にとっては普通なんですけどね。

書類を整理する安藤の様子です。
万が一にも間違いがあってはなりませんので、書類作成は最新の注意を払って取り組ませていただいております。

お知り合いにも安藤先生をお勧めしますか?

「場所が近ければご紹介しますね。」

相続問題が持ち上がったお知り合いがいたら、 安藤先生をご紹介されますか?

場所が近ければご紹介しますね。でも面倒臭い話を安藤先生にご紹介するとかえってご迷惑かもしれないですけどね。

私には司法書士や弁護士の先生などと連携がありますので、たいていのご相談はお受けできます。
確かに藤野さまはお1人で相続されるという珍しいケースでしたから割と単純だったんですけれども。
なので複雑な案件であっても相続人調査や財産調査をして、もめる部分は弁護士の先生にお願いするという方法もありますから。

最後に一言

「素人にできないことはプロに任せるべきだ。」

最後に一言お願いします。

私が声を大にして言いたいのは「素人にできないことはプロに任せるべきだ。」ということですね。行政書士という仕事の人がそういう 手続きをやってくださるのを知ってる人って少ないでしよ。
司法書士さんと行政書士さんの違いもピンときませんし、国語辞典で調べても何も分からない(笑)
こういうことは本当に誰かから教わらないと分からないですよね。それを知らせて行くのが私の役割かもしれませんね。

藤野さん、本日はお忙しいところありがとうございました。

今回ご依頼いただいた業務

ご依頼頂いた業務

■ 相続関係書類作成、手続き代行

  • 相続人調査、関係説明図作成
  • 相続財産調査、目録作成
  • 財産名義変更手続き(預貯金口座解約)

詳しい業務内容

■ 相続人調査

  • 被相続人の戸籍謄本、除籍謄本、原戸籍謄本の取り寄せ
  • 被相続人の戸籍の附票の取り寄せ
  • 相続人の戸籍謄本の取り寄せ
  • 相続人の戸籍の附票の取り寄せ
  • (取得した戸籍謄本などにより)相続人の調査・確認
  • 相続関係説明図作成

■ 相続財産調査

  • 各銀行にて相続開始の連絡
  • 各銀行に全店照会、残高証明発行依頼
  • クレジット会社宛連絡書送付
    (相続開始の連絡、引き落とし停止、残高証明発行依頼)
  • 相続財産目録作成

■ 財産名義変更手続き

  • 各銀行にて被相続人名義の口座解約、送金手配

■ その他

  • 生命保険金請求手続きのアドバイス
  • 住宅管理会社への連絡

インタビュー年月日:平成27年1月19日(月)
インタビュー場所:行政書士未来タクト
※本ページ記載の内容は、全て取材時点での情報です。

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安藤優介